バイクコーティング施工工程

コーティング剤を塗布する作業ばかりが注目されがちですがそれ以上に重要なのが下地作りです。
一見地味な作業に見えますが下地の出来により仕上がりやコーティングの耐久性が大きく変わってくるので技術と経験を生かし時間をかけコツコツと仕上げていきます。
綺麗に見える新車に関しても同様にパーツの取外しをした後磨き作業を行い入念に下地を作ります。

※2007年2月 旧店舗にてCR-1ガラスコーティング施工工程の撮影にご協力いただいた、ハーレーダビッドソンサイドカーになります。当時使用していたポリッシャー、バフ、コンパウンドなどは、現在、より高性能なものを主に使用し、コーティングの種類によっても作業の段取りは変わります。
古い画像にはなりますが、当時より、高度な下地作りにポリシーを持って作業させていただいております。
ご参考までにご覧いただければと思います。   (2021年11月 追記)

STEP1  

2005年モデルのハーレーダビッドソンウルトラクラッシックサイドカーです。
メッキパーツ、電装機器等かなり手が入ってます。
まず、作業しやすいようにパーツを外すところからスタートです。

STEP2  

必要最小限のパーツを外していきます。
リア上部のBOXは配線の都合上そのままでの施工となりました。
※車種、状態等で脱着作業につき別途料金を頂く場合がございます。

STEP3  

磨き作業に入る前にマスキングを施します。
コンパウンドの付着、ゴムの変色防止などを防ぐ大事な作業です。

STEP4  

車種、年式、状態、場所により磨きの段取りは大きく変わります。コンパウンド、バフポリッシャーなどの選択は技術と経験を必要とするところです。
この車両では塗装面で3段階での磨きを必要としました。

STEP5  

磨き、錆び落とし(溶剤による浸け置き及び研磨)終了後は洗車作業となりますが、今度は濡らしたくない場所を中心にマスキングです。
電装機器(ETCなど)への水濡れには十分配慮した上で作業致します。

STEP6  

洗車と同時にブレーキダストの除去も行います。
このあたりから作業前との違いがハッキリ出てきます。洗車後水滴のあとが残らないようにすばやくエアブローをおこない完全に水分を取り除きます。

STEP7  

車両全体を脱脂した後いよいよコーティング作業に入ります。
タンク、フェンダー、マフラーなど比較的面積の広いところから塗りこみます。
数回繰り返して皮膜を厚くしていきます。

STEP8  

次はエアーガンによる吹き付けです。
フィンなど手の入りにくい場所へのコーティングもこれにより可能になります。
この作業も数回繰り返します。

STEP9  

普段、付属のバッグ等で洗車しにくい場所へも施工することで汚れの付きにくいキレイな車体が保てます。
メッキの質感もかなりUPしました。

完成

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